タラヲ小学生

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波平の死去から早、3年…磯野家は相変わらず…いや、もっと酷くなっている。タラヲ(8)は幼稚園をスルーして小学生になり楽園生活を送っていた。 クラスの女子にはモテモテだった。特別顔が言い訳でもない。まぁこの頃の女の子は優しい奴や運動が出来る奴を好きになるものだ。しかしタラヲは性格はひねくれ、運動も仮病で休むていたらく…仮にもモテるといえる奴には程遠いだろう。 では何故、タラヲがモテモテなのか…ズバリ“金”だろう。 正月の書き初めには「初日の出」ではなく「金のなる木」と金粉で書く成金ぶりだ。 学年の女子の大半を金で操る“ガールズ・テイマー・タラヲ” 女子「きゃあタラヲさんよ!しびれるわ!」 タラヲ「ははっよしなさいです。ほぅらチップをやろう」 もはや学校も独壇場だ敵なしだと思っていたタラヲ…
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