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リカちゃんが問いかける
リカちゃん「タラちゃん…これは嘘よね…?誰かのイタズラでしょう?」
しかしこれは事実…ただ、世間では事故死扱いされただけの事だ
答えに困るタラヲ
リカちゃんが言う
リカちゃん「タラちゃん?どうなの?ねぇ?」
タラヲ「…う、ウルサイです!リ、リ、リカちゃん!」
タラヲが取り乱す
タラヲ「(…一体誰だこんな事をするヤツは…確かに黒板に書いてある事は事実だ…しかし何のために?…僕を陥れるため?…だとしたら…だとしたら…誰なんだ?…真実を知っているヤツ?…身内…?いいや、そんな自分の首を絞める事をする訳がない…)」
教室は沈黙、重苦しい空気が漂う…
タラヲが沈黙を裂き発する
タラヲ「…ま、まさかぁイヤだなぁ…嘘ですよ。誰かのイタズラです…僕に嫉妬してるヤツの仕業ですよ…」
リカちゃん「そ、そうよね…タラちゃんのお兄さんが殺人鬼だなんてね…」
クラスメイトの男子がヒソヒソ話す
A「おい、でもさ…タラヲの兄貴は事件以来、不登校らしいじゃん…」
B「マジ?犯人だから学校に来れないんじゃねぇの?もしかして…」
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