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俺はその声の主のほうへと振り返る
そこには赤茶の髪をした男がいた
「お前、誰?」
俺はその男に言う
「お前とか口が悪いなー、ま、いーや、俺の名前は山中佑耶(ヤマナカ ユウヤ)よろしくな」
そしてその山中佑耶というやつは手を差し出してくる
俺は仕方なく握手をする
「んで君の名前は?」
手を離した後佑耶が聞いてきた
「三浦龍斗」
「へぇ~、龍斗って言うんだ」
佑耶はニコニコしながら言う
「いきなり呼び捨てかよ」
俺は呆れたように言う
「いいじゃんか別に、俺のことも佑耶って呼べばいいし」
「そーですか、で用はそれだけ?」
「冷たいなー、ねぇ、せっかくだからさアド交換しようよ」
「仕方ねーな、ほら」
そして俺達がアド交換しようとした時
ガラガラッ
「ほら皆席に着けー」
やっと先生が教室へやって来た
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