淡く儚く咲き…

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キーンコーンカーンコーン 学校にチャイムが鳴り響く 「では皆起立」 ガタッ、ガタガタッ、ガタッ 「では皆さんさようなら」 『さよーなら』 そして皆それぞれ帰りの支度をする 「なぁ龍斗、ケータイどうすんの?」 「あ、忘れてた、今から取り入ってくる」 「早くしろよ、アド交換するんだから」 「どんだけお前はしたいんだよ…」 「いーじゃんか」 「んじゃ俺行ってくるから昇降口で待ってて、んじゃ」 俺はスポバを引っつかむと教室を出た 後ろから佑耶の声が聞こえたが無視した .
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