十六夜凜

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      夢現について   神剣であるが、剣などの形状ではなく夢現の本体は淡い光である   使用する時は大抵夢現は使用者の意図した武器に姿を変えて体現される   無論光の状態でも使用は可能   ただし、体に密着させた状態ではないと使用できない   例えば凜の右手に夢現を持った状態で相手の体に右手をぶつける   これなら攻撃可能だが、離れていた相手に右手の夢現を投げても相手を通り抜けてしまう   まぁ原状の状態で使用する事はまずないのでどうでもいいことではある   しかし、なれない時は頭で思い浮かべるより断然早いので奇襲には向く(慣れれば無意識に武器の形をとるので、使用は結局不可能になる)   それで、剣や弓など大雑把なまとまりの武器には形を変えることが出来ない   デュランダルなど有名な名のある武器にしか形を変えることができない異端な神剣である   ただ体現した状態ではオリジナルには少し劣るが、持ち主のマナをつぎ込む事で硬度や切れ味などが上昇するので結局オリジナルよりか強化される   剣などで体現する場合には、持ち主の頭にその名と姿を明確に描かないといけない   しかしこれは夢現と契約するときに神剣から情報が流れてくるので問題はない   ただ、その情報量が半端ないので大概の人間は頭がパンクし発狂する   契約成功=体現可能   の式が成り立っている   夢現の契約する条件は上記の情報量を得られることだが、それとは別に戦闘中に夢現の姿を変えるたびに頭に描かなければいけないので、無意識であっても神経を使い連続して使用しすぎると神経が焼き切れて死に至る可能性もある   それに、体現した武器はオリジナルと同じ呪いや枷も発生する    
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