518人が本棚に入れています
本棚に追加
マカ「う~ん………まだ、互いの魂の波長を感じとれてないのかな………」
側に寄ってくるなり今の失敗の原因を考えはじめるマカ。
ジュン「イテテテ……」
ミヅハ「大丈夫?ジュン」
椿「ジュン君、大丈夫?」
その間に頭を撫でながら体を起こすジュンを心配するミヅハと椿。
ジュン「ああ、平気だ。ありがとう、ミヅハ、椿」
ジュンが二人にお礼を言うと、一度お互いの顔を見た後、優しく微笑んでくれた。
ジュン「―――……にしても、くそっ!!」
握った右手で開いた左手を打ち付け、今の失敗を悔しがるジュン。
ソウル「まっ、失敗は誰だってあるしな、気長にやろうぜ」
ジュンを自分なりの言葉で励ますソウル。
ジュン「………ああ、サンキュー」
ジュンはソウルの方を向き、苦笑いに近い笑みで返した。
ブラック★スター「………………」
そんな様子のジュンを無言で見詰めつづけるブラック★スター。
椿「どうしたの?ブラック★スター」
いつの間にかブラック★スターの隣へと移動し話し掛ける椿。
ブラック★スター「…………ジュンにどういうアドバイスしてやろうか考えてた」
椿「あら?珍しい。ブラック★スターが考え事だなんて」
ブラック★スター「こういう時にダチを助けないんじゃあ、BIGな男じゃないからな☆」
そう言うブラック★スターだが、内心こっぱずかしいのか左手の指で頬をポリポリかいている。
最初のコメントを投稿しよう!