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砂漠を2人の少女と1体の大型飛竜が駆け回っていた…正確には2人の少女が飛竜に追いかけ回されていたと言った方が正しいのかもしれない
1人はガンランスを背負いランゴスタのでもう1人は太刀でフルフルの防具だ。
太刀を持っている方が
「何でここに轟竜がいるのよ!」
半分泣きの入った声で叫んだ。すると
「知らないわよ!そういうことは本人に聞いて」
といい
「そんな無理なこと…って避けるよ」
轟竜が突進をしてきたので2人は左右に跳んだ。着地した後ほぼ同時に武器を構えた。
「いくよムグ!」
ムグと呼ばれた少女は
「でもソア、大丈夫かな~?」
と答えた。
「何弱気になってんの!こういう時こそ気合よ!しかもよく見なさい、けっこうこいつボロボロよなんとかなるわ」
ソアは言ったとおり確かにこの轟竜は爪は折られ尻尾も切られていた。
「こっちに引き寄せるからその隙を狙って」
そういうと角笛を吹いて引き寄せた。轟竜はジャンプをして突っ込んできた。それをソアは少し危なかったがなんとかガードをした。
「今だ!」
2人は同時に叫びながら攻撃をした…しかし弾かれた。
実は2人は轟竜と会う前に盾蟹を倒していた。
その直後に轟竜が現れたので研ぐどころか剥ぎ取りすらしていないのだ。
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