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～回想～
桜の父親とは会社の同僚で、以前からある程度交友があった
あの事件が起きた時桜はこっちの部屋に遊びに来てたんだ
そしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
俺は桜を里香に預けて急いで隣の部屋に行った
ドアを開けるとそこは異様な光景が広がっていた
血まみれになった桜の両親が床に倒れ犯人らしき人物が包丁を持って立っていた
もちろんそいつは俺に襲いかかってきたが、俺は犯人が手に持っていた包丁をはたき落としそのまま犯人の顔面を思い切り殴り気絶させた
そして急いで桜の両親の元に駆け寄る
｢大丈夫か！？｣
母親の方は心臓を刺されていてすでに息がなかった
しかし父親の方はかなりの出血だったがなんとか息があった
俺は急いで救急車を呼んだ
｢くっ…章一……か？｣
｢今救急車を呼んだ！なんとか持ちこたえろ！！｣
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