思いを馳せた姫
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*** そよそよと柔らかい風が頬を撫でるのがなんとなく分かる。あれ?あたし、窓開けっ放しで寝たっけ? 意識だけは起きているのに、体はまだ睡眠の中だ。仕方がないから窓を閉めよう、と目を開けようとした時だった。 「ふごっ、!」 「――ごめん、ちょっと静かにしててな?」 穏やかな声が聞こえるのに、また意識が薄れる。甘い匂いと共にした、微かな香水の香りが最後の意識だった。
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