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Σバァ―ン!
「フィン、只今参りました!」
アクァルスの言葉を遮り屋敷の扉が盛大に開いた。
そこには、先程呼んだであろう少女と青年が立っていた。
「……フィン…
もう少し、おしとやかに出来んのか?」(ボソッ
「無理だろう?あの男勝りな彼女の娘だからな」(ボソッ
呆れた顔で、フィンに目を向け2人はフィンに聞こえないように呟いた。
勿論、フィンには聞こえていなかった。
「2大当主様?ご用は何ですか?」
「…フィン、お前を呼んだのには訳がある。街の予言おばば様が…また、予言を増やしてくれたのだよ…」
「全く、世界の始まりの予言者の子孫だか、何だか知らないが…迷惑な話だ!!」
「…はぁ…」
「…それは、世界への予言ではなく、私達…いえフィンへの予言でございますか?」
「そうだ…フィンの…(T^T)」
急に泣き出したウィンドルフに、フィンは…3人は吃驚する。
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