1人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちょっ!お父様ぁ!?」
「ウゼェ!泣くなっ!!」
アクァルスは、ウィンドルフの頭を拳骨で殴った。
「あだっ!…何を…!?」
殴られたウィンドルフは、アクァルスを涙目で見上げている。殴った本人は無視して…
「フィンよ。近々、お前の周りに異世界の住人が現れるらしい。
…そして、お前と異世界の住人の運命が絡み合うと」
「…まぁ、今回もハズレますよ;
おばば様の予言当たりませんし」
「…だろうな。ウィンドルフは、それで…」
無視されて悲しいのか、殴られてなのか、放置でなのか、フィンの事でなのかは分からないが、未だ泣いているウィンドルフを指さした。
「……(泣いてんだ;)」
「うぜぇっ!!!!……はぁ…という訳だ。取り敢えず気を付けろよ…しかも、おばばは…異世界の住人が、次の聖石の担い手らしい。とか言っていたからな」
「…マジで!?…ですか?」
「まぁ…、核が見つかっていない以上は、マジだろうな…。さぁ話は以上、早く東の防壁に行ってこい!」
「「はい!」」
最初のコメントを投稿しよう!