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倒れた魔神の肉体は砂塵となり、風に飛ばされていった。
「さぁ、セフィ防壁作って♪」
「了解にゃあ♪」
破壊された防壁を作る為に、杖へ魔力を込め始めたセフィ。
収束された魔力を解き放つと、前より強度のたかい防壁が現れた。
それを眺めていたフィンは何かを感じ街の中心にある祭壇を目指し足早に向かった。
「ちょっ!フィン!?」
「どうしたのですか!?」
「フィン!?」
フィンを初め4人が祭壇に到着すると、祭壇上で蒼い光を放った球体が目に映った。
「にゃに?あれ…」
「なんでしょうかね?」
「…何で祭壇上に?」
フィンは何かに呼ばれるように、祭壇へ上がり蒼い光へ、ゆっくりと手を伸ばした。
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