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すでに店は開いていた。アサコさんが来ていたのだ。
アキラ『おはよう、ございます!』
アサコ『あ! おはよう、すごいね、 ちゃんと時間前に来るのね!』
アキラ『てっきり、おいらの方が早いとおもったのに、アサコさんも早いですね!』
アサコ『だって、今日はアキラくんの初日だから、いろいろとあってね。
まあ、とりあえず店長の仕事は覚えてもらうのは、もちろんなんだけど、アキラくんには、店の娘のケアもして欲しいなと!』
アキラ『えっ? なんすかそれ?』
アサコ『一応ね、こーゆー仕事してる娘って、感情が激しい娘とか、お金だけに執着しちゃってわけわかんなくなる娘とかいるじゃない!
そういうのをうまくコントロールしてかなきゃいけないんだけど、そのへんは、アキラくん、上手そうじゃない?』
アキラ『そーゆーふうに見えるスかねぇ?』
そういう、とりとめもない話から、店で働いてる娘のリストや、タイムスケジュールを見て、店の1日の流れから、会計的なものまで、一通り、教わった。 そして・・・
アサコ『それで、今日、イキナリで悪いんだけど、午後、店で働きたいって言う娘が二人来るんだけど、その娘らの面接をして欲しいんだけど!』
アキラ『えっ? イキナリ、オイラがですかぁ~?』
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