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部屋に戻ると、一人の女がいた。
その女は、アサコさん。
確か、ウチの系列の風俗店で働いていて今は女の子たちをしきっている人だ。
アキラ『どーしたんすか~』
と尋ねると、にらむような目つきで返し、話した。
アサコ『ウチの店長の、マサが店の娘といなくなっちゃったの!』
マサさんと言えば、あの店で、長く店長をやっていて、けっこう、面倒みのいい感じの人だったんだけどなぁ~ ど~したんだろ?
アサコ『たぶん、上の人(幹部)と、お客さんとの板ばさみでイヤになったんじゃない?』
急に店長が失踪して、アサコさんが店の娘、お客の対応をしてたらしい そしてすぐさま話を続けた。
アサコ『だから明日から店が困るから、二ノ宮さんに相談しに来たんだけど、まだ来てない?』
アキラ『”いや、オイラも、たった今、滝沢さんを送ってったとこだから、わからないけど・・・』
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