хⅥх~金虎襲来~

46/46
19869人が本棚に入れています
本棚に追加
/432ページ
    「ん?何をだ?」   「お帰りなさい…」   「あ、あぁ。ただいま…。珍しいなお前がそんなこと言うなんて、もしかして俺に惚れた?」   雅心は怜璃にいきなり言われ少々驚いたが、怜璃をからかうように言った。     すると、怜璃の顔は赤くなり…   「ちっ違うわよ!しゃ、社交辞令よ!け決してアンタが帰って来たから言ったんじゃないんだからね!!///」   と、声を荒げて言った。   「わかった、わかった。お前が男にそんな感情"芽生える筈がない"もんな。じゃあな、お休み。」   そう言って、雅心は怜璃の部屋を出た…             「………そんな訳無い、私だって……だけど、男は………恐い。」   その呟きは誰の耳にも入らなかった…    
/432ページ

最初のコメントを投稿しよう!