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「ん?何をだ?」
「お帰りなさい…」
「あ、あぁ。ただいま…。珍しいなお前がそんなこと言うなんて、もしかして俺に惚れた?」
雅心は怜璃にいきなり言われ少々驚いたが、怜璃をからかうように言った。
すると、怜璃の顔は赤くなり…
「ちっ違うわよ!しゃ、社交辞令よ!け決してアンタが帰って来たから言ったんじゃないんだからね!!///」
と、声を荒げて言った。
「わかった、わかった。お前が男にそんな感情"芽生える筈がない"もんな。じゃあな、お休み。」
そう言って、雅心は怜璃の部屋を出た…
「………そんな訳無い、私だって……だけど、男は………恐い。」
その呟きは誰の耳にも入らなかった…
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