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……………うん。なんとか飲みきりましたよ、あのドリンク。
味はね、見た目通りとゆうか、これしかないとゆうか、ピーチ味でしたよ。
…だが、大変だった。
何が大変かだって?飲むのと、飲みきるのがだよ。
俺、廿いの…じゃなくて、甘いの嫌いなんだよね…。板チョコだって、三分の一も食べたら吐き気がするし、ケーキだって1ピースが限界…
それなのに、あのドリンク…2リットルも入ってやがった…
それを…それを…500ミリリットルも!!
少ないと思うか?これでも俺は頑張ったんだよっ!!鳳月に頼んで、1.5リットルも飲んでもらって…
頑張ったんだよ…俺は…
吐いたんだよ…あの後…
だから、俺を責めないでくれ…
俺は…頑張ったんだよ…
雅心達はあの後、《ドキドキ☆ラブラブ☆あまりの近さにキスしたゃうよ♪ドリンク》を見事飲みきり、1000円を雅心が払い、よたよたながら、休憩場所を探し、怜璃はそこでしばらく休み、雅心は怜璃のそばに居なきゃいけないことを忘れ、トイレに直行した。
その後、一日目の学園祭終了時間の16:00になり、今日の片付けと、明日の準備をし、雅心と怜璃は部屋に直行し、うなだれるように、寝室に行き、そのまま寝てしまった…
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