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二日目の学園祭は、何事もなく、昨日のような失敗もなく(とゆうか、ずっと食堂にいたんだが)、普通に終わった。
まぁ読者の皆さんは、これでは納得しないだろう。
なので、二日目の学園祭の日、俺が仕事をしている時に来た、やけにテンションの高い、ムカつく客の話をちょっと紹介しよう。
◇
その時俺はいつも通り、仕事をしていて、男一人、女二人の客が来たので、俺が迎え、席な案内した。
「では、ご注文がお決まり次第及び下さい。」
そう俺は、決めたれたセリフをいつも通り言ったんだが、あのムカつく女に止められた…
「ちょっと待ってくれたまえ」
「なんでございましょうか?」
「君の名前は何て言うんだ?」
と、あのムカつく女は聞いてきた。
それを、一緒に来た男女は苦笑いで見ていた。
「…夜雲 雅心ですが…」
「いや、そっちの名前じゃなくて"本当の名前"だよ」
は?コイツ今なんて言った?
本当の名前だと!?
「は?今なんて…」
「だから、本…ん?」
と、ムカつく女に一緒にいた女がなにかを耳打ちした。
「なに!?こんな女装して、なおかつバカみたいなメイド服を着た変態が、かの有名な夜雲 雅心君だと言うのか、恵?」
…今コイツなんて言いやがった?
バカみたいな服着た変態だと?
こちとら好きで着てんじゃねぇよ!!
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