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「いいえ。多分ここまで出来るのは私くらいだと思うわ」
コイツはそう言うと、少し悲しそうに俯いた。
「で、お風呂には行くの?」
「……嫌よ。アンタは元は男なんでしょ?あの子には、用事ができたと言って断るわ……」
「すまないわね……。じゃあ、元に戻るから部屋のお風呂に入っていて下さい」
そういって、コイツは自分の部屋へと行った。
「アイツって本当に人間なのかしら……?」
その後、私は部屋の風呂に入り、アイツはアイツで男の姿に戻り戻っていて、私が風呂から出た時にはすでにソファーで寝ていた。
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