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雅心が襲撃者を抹殺し、雅心達が寮の部屋についた頃
まだ襲撃者の死体がある所に一人男がいた…
「はい。こちらが手配した"日本"の殺し屋はターゲットのボディーガードにより抹殺されました。」
男はなにやら携帯電話で誰かと話していた。
『ふん、所詮"日本"の殺し屋。元から期待などしとらんよ』
「そうですね。では、次は誰が?」
『"あいつ"でも送ろうかと思う』
「失礼ですが、"あいつ"とは?」
『我が"金虎一族"のトップ3だよ…』
「っ!!トップ3ですか!?何故幹部クラスの者を!?何もそこまで…」
男はとても驚いた様子で言った
『そこまでする相手さ。そのボディーガードとやらは、お前の報告を聞く限りその男、日本の三本の指に入る程の実力者だ。』
「だからといって…。はぁ分かりました。では、いつ頃送られますか?」
男は諦めたのか、呆れたように言った。
『直ぐには、送らん。夏そちらに送る』
「はっ。分かりました。全ては我等"中国・金虎一族"の栄光のため」
『あぁ、では。』
そう言って男の電話相手は電話をきった。
『日本の"鬼神"か…我等、金虎一族とどちらが強いのかのぉ。まぁ予知能者の小娘は我等金虎一族がいただくがの…』
男は電話後、その場から闇へと消えた…
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