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俺は苦しさに体制を変えた。ソファーにごろりと寝っ転がる。
「そうですかね??普通ですよ!!」
しばらくして山本先輩がつぶやくように答える。
「へへ…」
様子が変だと思って山本先輩の顔を覗くと、山本先輩からすーすーと寝息が聞こえた。
「寝てる……、いつのまに…」
俺はそう言いつつも毛布を広げて山本先輩にかける。俺も仮眠をとることにして山本先輩の横に倒れるように寝た。
「お~い、朝だぞ!」
ゆさゆさと山本先輩に体を揺さ振られる。俺はゆっくり起き上がると時計を見た。
「…はょ、ございます…、7時………??」
「おう、朝だぞ。早く風呂入って支度しろよ、ご飯下にできてるぞー」
といいながら山本先輩は階段を降りていった。下からは食器がカチャカチャいうのが聞こえる。
「あ、昨日寝ちゃったんだっけ」
俺はしばらく目を擦りぼぅっとしながら制服を準備してそのあとすぐに風呂に入った。
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