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響輔が視線に気付いて話題をかえる。
「あのさ、アイツ…お前の知り合いか??さっきからずっとこっちみてるぞ…」
俺も気付いてはいたが思い切り後を向くわけにもいかず、横目で確認。
「…知らない、けど、睨んでるもんなぁ…きょ、響輔こそ!お前の知り合いじゃないのか!?」
「おれじゃぁないね!…多分」
2人で視線の先の譲り合いをしているうちに、睨んでいた男の人も消え、チャイムが鳴った。
だが、その睨む男の人。俺の斜め前である。
授業中も俺の方をチラチラ見ているわけだ。
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ♪
チャイムだ。
俺はすかさず響輔に言った。
「授業中完全にこっち見てるぞ!!」
「俺も見てたよ、もう面倒だから話しかけてみるか??」
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