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「俺はディフェンスに絶対の自信をもっていた。他の中学からも天才とよばれ、一度あの焔雪彦さえ止めた。この天才の名は強豪だろうが関係なく通じると思っていた。だが」
翔は俺に握りこぶしを向け、
指差した。
「俺はお前に抜かれた。だから、お前を止めれば俺はまた天才に戻れる。そう信じている」
「翔…俺は…」
「だったら、俺も止めれるんだろうな??」
俺の言葉を制して、黒髪のくせっ毛男が翔につっかかった。
「俺は黒沢夕希(クロサワ ユウキ)。勝負なら俺も混ぜてもらいたいんだけどー?いーよね」
後ろにいた金髪の男も前へ出て来る。
「あ、俺も…」
「いー度胸だ」
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