第一章 8:21

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学校の最寄り駅に着いた。7:00に家出たのに学校への最寄り駅まで約1時間半かかった理由はただ単に家から駅まで遠いからだ。んで電車来るのが7:50分ぐらい31分かかってやっと着いたわけです。 駅から出たらパトロールの先生たちがいた。俺は普通に 「おはようございます。」 と言い先生の方は 「おー、宇千田遅れんなよ!!」 と言ってきたので 「あ、はいできれば遅れません。」 と俺は返した。 言っていなかったが俺は遅刻常習犯だ。何故なら途中のコンビニで昼飯買うついでに立ち読みしているからだ。今日もコンビニに寄った、じゃないと昼飯で金がほとんど刈り取られる(使う)からだ。パンと飲み物を買った後俺はすぐにコンビニを出たが、出る直前に俺と同じ高校らしい女子高生二名が新聞を見ていた。その新聞にはこういう記事があった。 『怪奇!!!とある国のとある村が一夜にして壊滅!!!?』 というものだが女子高生達は 「キャハハハハ、村人たちがゾンビみたいになって死んでたなんてバカじゃねーのこのジジィ」 「ホントホント何のゲームだっつーの」 どうやら不可解な死に方をしたらしいがそのままコンビニを出た。今日は立ち読みする気分ではなかったし、さすがに遅刻による欠課が多くなってきたのでとっとと学校に行くべきだと思ったのだ。 8:30学校に着いた。さっきのパトロールの先生が話しかけてきた。 「お!!今日は早いな!!」 とりあえずおはようございますとだけ返しておいた。 ロッカーに行き、上履きに履き替え、教室に向か・・・・・・う途中に担任の多田先生に話しかけられた。どうやら今日の事についての確認らしい。親から許可をもらったとだけ言っておき、教室に向かった。
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