もし貴方に伝えられるなら・・

別れ・・

『先生。ごめ・・っんね』

『お前謝るのは先生じゃない‼お父さんに謝れ‼お母さんに謝れ‼勇気に謝れ‼お前が家出して皆心配したんだぞ。警察に届けようとしたけどお母さんから事情聞いて届けなかったんだ。お母さんお前を信じて待っていたんだぞ‼先生も事情聞いてお父さんの事きずいてやれなかったと思って悔やんだよ。本当にごめんな。でもお父さんも心配してたんだぞ。』

カッジーは私に頭を深々と下げた。

『先生・・私家帰れるかな⁉今更戻れるかな⁉』

『戻ろう‼家に・・先生もちゃんと着いてってやるから』

カッジーには私は本当にお世話になったよね。

どうしようもない奴だったけど見捨てないでくれて有り難う。