3人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
美奈子『え~もう寝ちゃうの~?まだ話しようよ~。』
美奈子の問いかけにも答えず、姫莉は布団に入り頭まで布団を被った。
布団に潜り込んでからも美奈子と咲は海斗の話をしているのが微かに聞こえてくる。
姫莉はさっき美奈子が『海斗はもう姫莉の事好きかもよ?』っと言った事を思い出していた。
好きになるなんて有り得ない!
まだ一回しか会ったことがないのに!
あの日、手を繋いでくれたのは海斗の優しさであって、恋愛感情での行動じゃない!
そう姫莉は自分に言い聞かせるようにして眠りに入った。
最初のコメントを投稿しよう!