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話す言葉もはっきりしているし、顔色も全く変わっていない。
飲む前の海斗と全く変化のない海斗だが、5人の中で1番飲んでいる。
こんなに飲んでも変化が見られない人は初めてで、姫莉は海斗の飲みっぷりに驚いていた。
海斗の飲んでいる姿を姫莉がずっと見ていたらしく、そんな姫莉を心配になった海斗が声をかけてきた。
海斗『なした?大丈夫か?』
姫莉『っあ!…大丈夫。ただ海斗は飲むなぁって思って。酔っ払ったりしないの?』
海斗『ワインじゃないから全然!それより姫莉顔真っ赤だぞ!』
海斗は姫莉の顔を指差し笑い出した。
姫莉『解ってるよ!』
そう言って姫莉は手で頬っぺたを包むようにして隠した。
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