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姫莉『飲むとすぐ顔に出るの。顔に出ない海斗が羨ましいよ。』
頬っぺたを隠したままふて腐れながら話をする姫莉。
海斗『俺は顔に出るやつの方が羨ましいけどな。』
姫莉『なんで?』
姫莉は頬っぺたを隠すのはやめ、真剣な顔で海斗を見ていた。
海斗『先輩に誘われて飲みに行くと、俺飲んでも普段と変わらないから馬鹿みたいに飲まされるんだよ。』
姫莉『っえ?!それはやだね。』
海斗『だから、顔に出るやつの方が飲まされなくっていいわけ。』
姫莉『そっか~。顔に出ない人も大変なんだね。』
海斗『まぁな。』
姫莉と海斗が2人で話をしていると、後ろから寝息が聞こえてきた。
2人は振り返り見るとそこには咲が大の字に寝ていて、少し奥側を見ると輝が美奈子にくっついて寝ていた。
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