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外は真っ暗で、時間は夜中の1時を過ぎていた。
輝家から姫莉家までの道のりを、姫莉が指や言葉で海斗に説明をして15分程で姫莉家の前に到着した。
姫莉『送ってくれてありがとう。海斗帰り気をつけてね。』
シートベルトを外しドアを開けようとした時、海斗に呼び止められた。
海斗『姫莉!』
姫莉『うん?何?』
ドアを開けようとするのをやめ、海斗の方を見た。
海斗『姫莉の携帯の番号とアドレス教えてよ!』
海斗はポケットから携帯を取り出し姫莉に携帯を渡した。
海斗『メモリ、登録してくれる?』
そう言われた姫莉はなんの戸惑いもなく、海斗の携帯に自分の番号とアドレスを登録した。
姫莉『はい!』
海斗『帰ったら俺のもメールするから。』
姫莉『解った。』
海斗『したらまたな!』
姫莉『またね!』
ドアを開け姫莉が車から下りた後、お互いに笑顔で手をふり海斗は帰って行った。
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