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姫莉が外に出ると同時に海斗が乗った車が到着した。
姫莉が助手席に乗ると、海斗はまじまじと姫莉の姿を見ていた。
姫莉『何?』
海斗『なんかいつもと違うから。』
姫莉『浴衣きてるからね。…なんか変?』
海斗『いや!似合ってる。すっごく可愛いよ!』
笑顔を見せながら言ってくれた海斗の一言に、姫莉は顔を赤くして言い返す言葉が出てこなかった。
海斗『何?恥ずかしいの?』
姫莉『そんな事、言われた事ないもん…。』
どうしていいのか解らない姫莉は、更に恥ずかしくなり海斗を見る事が出来なかった。
すると海斗は車を走らせ姫莉の頭の上に手をのせてきた。
手をのせられた姫莉は海斗の方を見ると、運転しながらチラチラと姫莉を見ていた。
海斗『照れてるの見ると余計可愛いけどな。』
頭の上を軽くポンポンと叩きながら笑顔で話す海斗。
姫莉はまた恥ずかしくなり海斗から目線を外した。
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