3人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、海斗が普通にいろんな事を話してくれたお陰で姫莉も普通に戻っていった。
桜神社に近付いていくと、車や人が多くなってきた。
海斗の車をある駐車場へ止め、そこから2人は歩いて待ち合わせ場所に向かう事にした。
神社の近くを通ると、いろんな出店が立ち並び、人がいっぱいで賑わっていた。
そんな出店が立ち並ぶ間を通って行こうとする2人だが、なかなか前に進む事が出来なかった。
海斗の後ろを歩いていた姫莉は、海斗を見失なわないようにして必死に付いて行く。
海斗は逆に、姫莉が迷子にならないようたまに振り向きながら少しずつ歩いていた。
だが途中、人の多さで見失いそうになり、海斗は姫莉の手を握った。
海斗『迷子になるぞ!』
姫莉『うん…。』
姫莉は言われるまま海斗と手を繋ぎ桜神社まで歩いて行った。
最初のコメントを投稿しよう!