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姫莉はこの時から海斗に惹かれ始めていた。
優しい海斗の笑顔、手の温もり、言葉…。
いろんな行動や態度で毎回ドキドキしている自分に気付いた姫莉は、心の中で海斗が好きだと自覚した。
海斗に引っ張られるまま手を繋いで歩いた距離はあっという間だった。
海斗『もう皆集まってる。』
海斗の一言で我にかえり、海斗の手が離れた時姫莉はなんだか淋しい気持ちになっていた。
5人皆で集まるのが久々だった輝は人一倍喜びはしゃいでいた。
輝『女の子は華やかでいいね~。皆綺麗だよ~。』
美奈子『ありがとう。』
咲『そろそろ行かないと花火始まっちゃうよ!』
咲の声に皆が反応した時、花火が始まる合図がして5人は急いで神社の奥へと走り出した。
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