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一口食べてから何かを思い出したかのように海斗が姫莉の方に向きを変えた。
海斗『そうだ、これも!』
そう言って姫莉の目の前に差し出したものは、さっき海斗が取った小さな赤い金魚が入ったビニール袋だった。
海斗『金魚いらない?』
姫莉『いいの?』
海斗『俺持って帰ってもどうにも出来ないし。』
姫莉『そしたら貰う。ありがとう。』
海斗から金魚を貰った姫莉はすごく嬉しく、心の中で喜んでいた。
その時、咲達が戻って来て、3人の手には複数の袋が見えていた。
海斗『そんなに何買って来たんだよ!』
咲『だって~焼きそばの店の近くに欲しい物いっぱいあったんだもん!』
姫莉『っで何かったの?…』
美奈子『焼きそばと~お好み焼きでしょ~。』
輝『あと、焼鳥にりんごあめ、フランクフルト。』
海斗『買いすぎだろ。』
姫莉『うん…買いすぎだと思う…。』
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