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俺たちはいつだって何かに追われながら何かを追っている…
繰り返す日々の中で犯す過ちは、過ぎ去る時の中で忘れ去られてゆく
愛、友情、形に縛られた合理化の手段。
葵を殺したのは誰?
顔中に肉片がこびりついた…
守れなかった
だから殺したのは俺?
何故殺された?
理由は俺にある
でも殺される必要性なんて未だに見つけられない。
人は死をもって償わなければならないのだろうか?
人と人の世の中で、何故殺さねばならないのだろうか?
葵、 過ちとは何だ?
正しいものが何なのか、それさえもわからぬ俺達に、 過ちを見抜く事も、人を裁く事も不可能なはずなのに…
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