サボリ癖の幼なじみ

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  「あ、また…ですか」 「なんだよ、悪いのかよ」 学校から帰宅すると さも自分の部屋のようにくつろぐ陸。 陸は小学校の頃からあたしの部屋に入っては 日当たりのいいベットに勝手に入り眠っている 「あのねー、もう高校生になったんだから、あたしの部屋にいちいち来ないでよ。」 「お前の部屋が1番気持ち良いんだよ」 「迷惑極まりないわ」 あたしは溜息を交えながら、 かたっくるしいブレザーを脱いでハンガーにかけると クローゼットにしまった 「なぁ」 「なによ」 「…いや」 「意味わかんない…」 最近の陸は変だ。 何かを言いかけては止めて… 言いたい事があるなら言えばいいのに 調子狂う。
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