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アンタと初めて会ったのは、去年の冬。ちょうど、街がクリスマス装飾で華やかになる頃。
何もかも失った俺に、亀梨がアンタを紹介してきたんだ。
ピーンポーンー
突然。部屋のインターフォンが鳴った。来客を確認出来るモニターには、亀梨のドアップ。
つい、吹き出し笑いをしてしまった。
亀『赤西ぃー、早くあけろよぉー。』
幼さ全開の亀梨。こいつはマジで弟みてー。
可愛い弟を、向かい入れる為に鍵を開けた。
おまけに、弟がすぐにでも温まれる様に、お湯を沸かし始める俺。俺って、すっげー亀想い♪
って思ってたら、玄関のドアが開いた。
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