゚*2話*゚

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私は急なその問い掛けに驚くしかなかった。 運命という言葉は凄くロマンチックでいて、時に酷く残酷な言葉だから。 出会うべくして出会う運命もあれば、 起こるべくして起こる運命もある。 私が悠斗と出会えたことが運命ならば、 きっと、悠斗がいないこの現実も運命なのだろう。 でも私は、まだそれを受け入れられる程強くはない。 運命という言葉1つで片付けられる程、簡単ではないことが世の中にはたくさんあるのだ。
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