2人が本棚に入れています
本棚に追加
私は急なその問い掛けに驚くしかなかった。
運命という言葉は凄くロマンチックでいて、時に酷く残酷な言葉だから。
出会うべくして出会う運命もあれば、
起こるべくして起こる運命もある。
私が悠斗と出会えたことが運命ならば、
きっと、悠斗がいないこの現実も運命なのだろう。
でも私は、まだそれを受け入れられる程強くはない。
運命という言葉1つで片付けられる程、簡単ではないことが世の中にはたくさんあるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!