゚*3話*゚

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しばらくして美優は立ち上がり、真っ直ぐ空を見つめていった。 美優「次来るのは悠斗の誕生日だよ。もう前みたいにあんまり来ない。ちゃんと前を見るって約束したの。悠斗約束守らない人は嫌いでしょ?」 少し悪戯っぽく笑い 美優「私頑張るからみててね。でもね、悠斗のこと忘れたりしないから。」 その顔は何かを決意したような顔だった。 美優はまたね。と呟き後ろを振り返らないまま、バイクにまたがり家への道を急いだ。 これから始まる新しい日々への気持ちが変わらないように。
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