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《次の日》
俺は今までにない以上、ドキドキして学校に行った。
何しろ、昨日1日であそこまで進展したんだ。
少しは緊張とかしてもおかしくないだろう。
少し前の方を綾が歩いているのが見えた。
「おーい、あ『おはよー真琴』」
声だけで分かる。
これは卓人の事だ。
………………クソっ、何でコイツはこんな時に邪魔をする!
「お、おはよ……」
なるべく笑顔で返した………のだが、卓人の顔が青ざめていくところを見ると、笑顔がひきつってるみたいだ。
「ど…どーした………真琴?
めっちゃ顔、恐いぞ」
「朝から誰かが俺の幸せをぶち壊しやがったんだ。」
そう答えると、青ざめて震えていた卓人が急に元気になった。
「なんだ、そんなことか。
ま、今来たばっかの俺には話がよく分からないから、相談には乗ってあげられないよ」
おまえのせいだこのクソヤロー、と叫びたかったが大人な俺はなんとか我慢した。
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