14章 恋VS夢

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「綾、最近ちょっと元気がないよ。どうしたんだ?」 文化祭も終わり、もうすぐで12月に入るころだっていう季節だ。 文化祭から1週間がたつのだが、あの日から綾に何かがあったみたいで少し元気がない。 「え、何が? 私はこんなに元気だよ」 ほら、今だって顔では辛そうな感じなのに無理して笑顔を作っているのが良く分かる。 でも綾が言いたくないって思っていることを俺から無理に聞き出そうとするのは気がひける。 だから俺には何も出来る事がなかった
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