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「アホか!行かせるに決まっているだろうが!
俺のせいで綾の夢を捨てさせるとか、絶対におかしいだろ!?」
必死に止めようとする友里を放っておいて、俺は屋上から下へ続く階段へとダッシュをした。
さっき友里が鍵をかけていたが内側からは問題なく鍵はあいた。
なあ綾。
お前は行きたかったんだろ?
最近、ずっと上の空だったよな。
綾が夢を諦めるとか、俺は絶対にあってはならない事だって思ってるからさ。
それに別にアメリカにいっても別れる訳じゃないんだよ。
ずっと心の中で綾に語り続けていた。
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