14章 恋VS夢

11/20
前へ
/334ページ
次へ
「この前の文化祭のやつはかなり良かったぞ。 多分、ライブやったグループで盛り上がったのは真琴達が初めてだったからな。 じゃ、なんか知らないけど急いでるんだろ? とりあえず頑張れよ」 そう言って早瀬は俺を立たせると、ポンポンと背中を押してくれた。 「はい。さっきはすみませんでした」 早瀬に最低限の挨拶だけをして、また再び教室へ向かって走った。 綾に会った時に、まず何を話せば良いかなんかは頭に浮かんで来ない。 だけど、それでも教室へと走った。
/334ページ

最初のコメントを投稿しよう!

977人が本棚に入れています
本棚に追加