1275人が本棚に入れています
本棚に追加
「男なら腹を据えろ。か…。そうだよね。私は今は男なんだし。けど…けどね。」
皆の前で脱げとか言われた瞬間に終わる!絶対に終わる!と叫ぶ千景。
寮に帰っても落ち着かずベッドの上をゴロゴロと転がっていた。
翌日。
「ふふっ…何があっても夜は明けちまうんですね…。」
「おはよ~さん。千景。」
「あ、おはよ。隼斗。ふふふっ…。」
力なく笑う千景に何と言えば良いのか分からない隼斗。
そして、運命の時間は来てしまうのだった。
「千景?脱がねぇの?」
ボーッと突っ立っている千景を心配する龍飛。
最初のコメントを投稿しよう!