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｢ありがとう｡隼斗｡｣
｢俺も待つし～｡な､優翔｡｣
｢俺は待ってやらねぇ｡｣
｢……はは…｡｣
分かってますよ｡そんなのは分かってますよ…｡と力なく笑った千景｡
｢あ､俺の番だ｡千景～しばしのお別れだ～｡｣
手をﾋﾗﾋﾗｯと振りながら保健室へと消えた隼斗｡
そして､千景の番がやって来た｡
｢逝って来ます…｡｣
｢千景!漢字が違う!大丈夫だ!お前は男だ!｣
龍飛の発言はむしろ逆効果だった｡
千景は静かに保健室へとに入っていった｡中に入ってみるとそこに居たのは｡
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