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「隠し事はしてない…。けど、騙してる気がする…。」
「騙してる…だと?」
優翔の眉がピクッと動いた。張り詰めた空気に耐えられないでいる千景。
「騙そうとかしてる訳じゃないからな!」
けど、けどな…。と言うものの次の言葉が出てこない千景。
「別に…。秘密の1つや2つあんだろ。」
まあ、実はそっちの気があるとか女装趣味があるって言われたらビビるけどな。と笑った優翔。
「如月君…。グスッ……ゔゔ~…グズッ。」
「ちょっ…何、泣いてんだよ。」
「泣い゙でな゙ん゙がね゙!」
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