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「乙女?誰が乙女なんだ?」
優翔の気持ちなど知らない千景は優翔に少し近付く。
「来んじゃねぇ!」
「えっ?やっぱ、俺の事嫌いなんだな!ゔゔゔゔお゙。」
「だから違うっつんだよ!相変わらず男らしい泣き方だな…。」
ややゲンナリしながら言う優翔。
何かの呪文のように俺はそっちの気はねぇ…。あっちもねぇけど…。と繰り返していた。
「そっちの気って何だし…。」
そっちとかあっちとか、意味分かんないが?と言う顔を千景がしていると優翔は。
「一つ言っておくぞ!俺はゲイでもホモでもねぇからな!」
優翔の発言で千景の部屋は重たい沈黙に包まれた。そして、千景は。
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