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おれたちわジムについた。
おれわ初めて味わう興奮を覚えた。
鏡の前でフォームを確かめるシャドー。ひたすらパンチを強化するサンドバック。パンチのスピードを強化するパンチングボール。コンビネーションを強化するミット打ちなど…。
おれわ雷が走るような感じがした。
その間にも司わ着替えていた。
司わ黙々とストレッチを始める。おれわ黙って一部始終見ていた。
そんなおれに話かけてきたおっさん。
『会長の尾崎だ、ボクシング興味あんのか？』
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