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おれはその質問にわ黙って頷いた。
別に元々興味無かったがこれほど興味をわいたのわ初めてだったからだ。
兄ちゃん、パンチ打ってみるか?
おれはグローブをわたされる。
サンドバックの前に立ち、だれもがそんなおれを見つめる。
『いいか?腰をひねって肩から貫くようにふみこんで打て!』
おれわそのことばのとおり渾身の力でパンチを打った。
ドゴォーーン!!
揺れるサンドバックに痛む拳。
手応えわバッチリ感じとれた!
『ほう、パンチわいいもんもっとるわ。はっはっはっはっ!』
これがおれとボクシングとの出会いであり始まりであった。
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