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君を求める
僕が君を求める時
僕は僕の中心点を君の中心点に重ねようとする
抱き合ってるときは
僕の中心点と君の中心点は
隣り合ってるだけで
決して重なっていない
だから僕は君の中に入ろうとする
それでもまだまだ足りない
足りないんだよ
圧倒的に
舌が君の中に入っても足りない
下が君の中に入っても足りない
ただ不思議と
見つめ合ってる時って
離れているのに
中心点だけが重なってる気がして
きっと僕らは
ここじゃないどこかの世界で
ずっと重なり合ってるんだね
体だけこっちの世界に浮気に来ちゃったのは
君かな
僕かな
こんなにも君を求めてるから
きっと僕が君を追い掛けてこっちの世界に来たんだ
もし君も同じこと考えてるなら
そろそろ元の世界に戻ろうか
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