安芸元 大樹

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 と、とにかくもうひと息だから頑張らないとっ。 (でも、こんなに漫画描くのが楽しいのは何時以来だろう?)  最近は、入選する事ばかり考えて、こんな気持ちで漫画描く事なかったからなぁ。 (これも全部、森瞳さんのおかげだっ) 「早く完成させて森瞳さんに読んでもらいたいな」 『な~に一人事言っちゃってんの。大西く~ん?』 ギャハハハッ 「えっ?」  後ろを振り返ると 「よう、この前は世話になったな。ちょっと寄り道して行こうか?」 「か、金子(かねこ)君っ」
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