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眼を閉じて流れてくる音楽に身を任せて
君と躍る夢を見る
残酷なセリフを吐いたって
付いて来るシンデレラは余程脳が足りないのか
靴が溶けるほど連れ回して
失ったときにはもう
あれは誰が見せた幻?
息が止まるほどの美しさで僕を束縛
ぐらんとした頭を撫でて艶を出す髪
血の通わない純白のドレスと共に
引っつかんだ贅肉
痛みと快感の境目で犯した真夜中
眼を閉じて啜り泣く小人の泣き声に連れられて
君と初めて会う月夜
腐るほどの愛を吐いたって
理解できない白雪姫は地団太踏んで僕を蹴飛ばす
キスをする隙も見せないで
失ったときにはもう
あれは神が見せた幻?
はにかんだ様な充血で僕を束縛
騒然とした世界を食べて夢に追い込む睫毛
根を持たない純血のバラと共に
手繰り寄せた贅肉
軽蔑と愛しさの境目で犯した真夜中
誰が僕をこんな虜に?
開いた花弁に今まで以上の喉の渇きを
白い肌が赤く染まるとき
孕ませた僕を熱く睨む瞳
それにさえも欲情
白液でいっぱいになった摩擦の物語
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